実は——自然本来の素材をもっとも感じやすいのがジェラート。
ロワ・エ・レーヌでは、ひとつのジェラートにひとつのレシピを仕立てています。
従来のジェラートは「素材＋ミルク」が主流ですが、私たちは「素材＋α」。
農家さんが旬を閉じ込めて大切に育てた素材を、その魅力が最大限に引き出せるよう整えます。
おいしいだけではなく、持続可能な農業を未来へつなぐこと。
それも、地元との関わりがある私たちだからこそ大切にしたいことです。
選んで、食べて、溶けていくまでのひとときに、友人や家族、大切な人と“ひとさじの幸せ”を分け合っていただけたら。
季節の風や香りのように、皆さんの思い出のひとつに「ロワ・エ・レーヌ」のジェラートが寄り添えたら——。
そんな想いを込めて、銀の壺で丁寧に整えた“小バッチ（少量生産）”でしか表現できない、全8種のフレーバーを仕立てています。
どれも素材がもつ“自然の甘さ”や“果肉感”がたっぷりです。
目を閉じて、そっとひとくち、味わってみてください。
そこには、果実の記憶と、農家さんたち作り手の情熱がやさしく息づいています。
素材にこだわるからこそ、お客様にも“本物”を期待していただいている。
その期待に、心から応えたい。
そんな私の想いをそっと添えたジェラートです。

オーナーパティシエ　平野真也